変性デンプン

酸化デンプン
（E-1404）

酸化剤で処理されたこのデンプンは粘度と安定性が変化し、ソース、スープ、デザートなどの製品の増粘剤や安定剤として使用できます。

酵素処理デンプン
（E-1405）

酵素処理により構造を分解し、溶解性と増粘性を高めたデンプンです。低温でゲル化させる必要がある製品によく使用されます。

リン酸二水素デンプン
（E-1412）

リン酸基で修飾され、熱、酸、凍結に対する安定性を高めたこのデンプンは、缶詰食品など、厳しい加工条件にさらされる製品に最適です。

リン酸二リン酸デンプン
（E-1413）

このデンプンは、リン酸基の導入によってさらに安定化され、冷凍食品など、長期保存と凍結融解サイクルを通した安定性が求められる食品に使用されます。

アセチル化二リン酸デンプン
（E-1414）

このデンプンは高温や酸性条件に耐えられるように改良されており、調理後も粘稠度を維持する必要があるパイのフィリングやソースなどの製品に役立ちます。

アセチルデンプン
（E-1420）

無水酢酸で処理すると、このデンプンはゼラチン性が低下し、より安定するため、透明で安定した増粘剤を必要とする食品に適しています。

アセチル化ジデンプンアジペート
（E-1422）

このデンプンは、高温やさまざまな pH レベルに対する耐性が強化されており、プロセスチーズやドレッシングに特に適しています。

ヒドロキシプロピルデンプン
（E-1440）

ヒドロキシプロピル化によりデンプンの構造が変化し、高温での溶解度が高まり、凍結融解安定性が向上するため、冷凍ベーカリー製品に最適です。E-1440 デンプンは熱、酸、せん断に耐性があり、加工食品に最適です。

ヒドロキシプロピルジスターチリン酸
（E-1442）

このデンプンはヒドロキシプロピル化され、リン酸で架橋される処理が施されており、熱や剪断条件に対する耐性が強化されており、ケチャップやその他の調味料などの製品によく使用されます。

オクテニルコハク酸デンプンナトリウム
（E-1450）

乳化特性があることで知られるこのデンプンは、クリームフィリングやソースによく使用され、脂肪を均等に分散させ、均一な食感を維持するのに役立ちます。